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平成25年度全国給食大会
健やかな心と身体をつくる食育の推進
ー松阪市の特色を生かし、児童生徒を主体として保護者・地域とともに育む実践を通じてー

松阪市立松江小学校


1 松阪市の概要
 松阪市は、三重県の中部に位置し、伊勢湾に面する海辺から、奈良県境に接する山地まで、美しい自然、豊かな歴史と文化のある、人口約17万人のまちです。市内には、小学校36校、中学校12校、幼稚園20園があります。
 平成17年の市町村合併時には旧市内の7中学校が学校給食未実施であったのですが、平成21年に「松阪市学校給食センターベルランチ」を建設し、同年9月より7中学校の給食を開始しました。現在6か所の共同調理場及び24か所の単独調理場より、全ての小中学校で完全給食を実施しています。
 栄養教諭は平成18年に2人が配置されて以降、平成25年度は14人の栄養教諭と3人の学校栄養補助員(臨時的任用)が配置されています。未配置校には栄養教諭の兼務発令により本市内全ての小中学校で9年間を見通して体系的、計画的に栄養教諭・学校栄養補助員による指導が行える体制となっています。


2 松阪市における食生活の実態

 平成20年度に行った本市の児童生徒の食生活の実態調査をみると、「朝食を毎日食べていますか」という設問に「食べている」と回答した小学校は83.4%であり、中学校は76.2%と、中学生になると毎朝食べていない生徒の割合が増加する傾向がありました。また、給食では好きな献立や肉類には残食が少なく、野菜や魚を使用した献立に残食が多い傾向がありました。
 また、松阪市役所保健部健康推進課による市民の健康に関する意識や食生活等についての「松阪市健康づくりアンケート2011」では、野菜を必要量食べている人は、成人で4割、中学生で7割でした。なかでも朝食時に野菜を食べている人は、成人で3割、中学生で2割と低く、子どもの頃から野菜をしっかり食べる習慣を身に付ける課題もありました。


3 松阪市の食育推進目標

 三重県の教育ビジョンに基づく松阪市の教育ビジョンの具現化を目指す「学校教育の方針(第二期)」においては、「成長期にある子どもたちにとって食育は、心身の成長や人格の形成に大きな影響を及ぼし生涯にわたって健全な心と身体を培い、豊かな人間性を育んでいく基礎となる重要な教育であり、食に関する正しい知識と健康で安全な食生活を実践する資質を身に付けるよう、学校・家庭・地域が連携しながら食育に取り組む必要がある」としています。
 この目標を達成するため、平成22・23年度には、各校における地域性や児童生徒の実態に応じた食育を推進できるよう以下の5点に重点をおき、食育推進体制の強化に取り組んできたところです。


4 食育推進の体制整備

(1)食育担当者会議及び推進校での取組
 栄養教諭が配置された平成18年度から、全小中学校に食育担当者が設置され、各校で食育を組織的に推進するために「食育担当者会議」があります。この会議では、年間計画の必要性や栄養教諭との連携のあり方などについて検討を行うとともに、実践事例を報告し、市全体での食育のレベルアップをめざしています。
また、平成19年度文部科学省委託事業「栄養教諭を中核とした学校・家庭・地域の連携による食育推進事業」、平成20年度三重県教育委員会委託事業「学校と地域で育む食体験推進事業研究指定」を受け、松阪市立松江小学校が指定校として先進的に実践を進めてきました。

(2)栄養教諭・学校栄養職員会議
 松阪市は、食に関する指導の体制整備や食に関する指導の研究等の充実、学校給食における献立内容の充実を図るため、市内栄養教諭・学校栄養職員会議を発足し、平成22年度から年8回程度実施しています。
食に関する指導については、以下4点に重点をおき、教材や指導方法の研究をグループで行われています。
 
このグループで検討したことをもとに、指導主事を交えての研究授業や事後検討会を実施し、各校での実践に活用されます。
 学校給食の計画については、市の「給食目標及び献立の年間計画 に基づいて各地域の実情に応じて各共同調理場及び単独調理場統一で献立を作成し、この献立をもとに、各校で献立を教材へ活用し、実践につなげています。
 また、学校給食における地場産物の活用と推進については、三重県で行っている地場産物を用いた「みえ地物一番給食の日」を松阪市のマスコットキャラクターのネーミングを用いて「ちゃちゃもランチ」と名付けて毎月実施され、食材を紹介する掲示資料が各校に配布され、給食時の指導に活かされています。
(3)松阪市健康づくり食育推進会議
 平成23年度からは、松阪市の保健部健康推進課や保育園を主管するこども未来課等と連携して「松阪市健康づくり食育推進会議」に市教育委員会担当者が参画し、「松阪市健康づくり計画」の策定を行ってきました。
 前記の実態より、野菜の摂取量が不足しているため、「松阪市健康づくり計画」における食生活の重点目標を『野菜を食べよう!』としました。また、その強化プランとして、平成24・25年度には、給食レシピ等を紹介した野菜摂取に関する啓発冊子「野菜を食べよう!」が発行され、小学校5年生・幼稚園年長児全員に配布され、各校・園での食に関する指導に活用されています。
 平成25年7月には、「松阪市健康づくり食育推進会議」が主催の「食育シンポジウム」を開催し、松阪市内全ての栄養教諭・学校栄養補助員が参画して、地場産物を活用した給食の取組等を市民・保護者への啓発を行ってきました。
 また、毎年、本市の健康フェスティバルでは「給食コーナー」を設置し、市内栄養教諭・学校栄養職員が展示や給食の試食、体験コーナー・紙芝居などを行い、地域への発信を行っています。



5 食に関する指導の主な取組
(1)松阪市立松江小学校の取組
@ 松江小学校の概要
 松江小学校は、児童数414人(平成25年度)、教職員数は36人で、うち栄養教諭1人調理員4人で、自校方式の学校給食を実施しています。
 学校周辺は、校区に図書館・市民文化会館等の公共施設があり、住宅地域です。また、大型スーパーやコンビニに囲まれた環境の中で外食産業や加工食品が気楽に利用されています。家庭や生活の変化に伴い、朝食を食べない児童や夕食を家族で一緒に食べない児童など食生活に課題がある児童もいます。給食においては、学級での残食は少ないのですが、個々には野菜が苦手な児童もいます。



A 食に関する指導の目標と食育推進体制の整備

 本校では、前記の実態から、食に関する指導を通して「仲間とともに活動するなかで、責任感や自主性、相手を思いやる気持ちを育て助け合おうとする。」「食を通して、家族や地域の人々をはじめ、生産・流通・調理に関わる多くの人々の思いや努力を知り、共感し感謝の気持ちを持つ。」「自然環境を大切にしようとする心、命をいただくという心を持つ。」ことを目指し、健康を考えた望ましい食習慣を身に付けるとともに、安全で安心なものを選択して調理することができる力をつけられるよう取り組んできました。
 食育を推進するに当たって、校長が職員会議や研修会の中で学校教育目標に基づく学校経営改革方針を出し、その中に食育で培う健康増進の方針を提示します。栄養教諭は校内運営組織で中心になる研修部に属し、研修の企画・立案に関わります。また、年度初めに全学級担任の学級経営や食育等の年間計画をまとめた「学校教育運営計画」を作成し、全職員で確認して共通理解を図ります。また校長は、地域食材や地場産業の学習内容に対応する情報を収集して栄養教諭と共に教職員につなげたり、児童・保護者・地域等に、食に関する意識を高め、理解と協力を求めたりして、職員のモチベーションを高め、資質能力が最大限に発揮できるよう教育環境を整えながら、教職員と共に実践を図ります。その中で、栄養教諭は、地域の生産者や流通、食肉検査等に関わる人との連携を図り、教科担任や学級担任と綿密な打合せを行い、給食の時間や教科等の中でその専門性を生かし、指導を行っています。

B 地場産物を活用した取組
 (食に関する指導の目標(観点)【社会性】【感謝の心】)
 松阪市の主な地場産物は、「モロヘイヤ」「なばな」「松阪茶」「松阪肉」「松阪赤菜」「松阪しめじ」「はたけしめじ」「しいたけ」等があります。
 本校では、学校給食で使用する野菜を「松阪農場公園ベルファーム」の「農家市場」から購入しているため、季節の野菜は地場産物を多く使用することができます。毎日の給食放送で地場産物の紹介をしたり、生産農家の様子を写真等で紹介したり、給食時間や教科等の学習にゲストティチャーとして招いて話を聞いたりする活動を行っています。ベルファームや生産者との調整は栄養教諭が中心となって行います。

 給食で使用する「そらまめ」「みえんどう」は、2年生の生活科で、栄養教諭がいろいろな豆がとれること、「さや」の中に実である「まめ」が入っていることなどを指導し、生産農家の方にも直接話を聞き、実際にさやとりをした後、給食で全校児童が味わいます。
 また3年生では、「わたしたちの町の宝物を見つけよう、調べよう」(総合的な学習の時間を通じた実践)で、平成20年度より毎年「松阪肉」を取り上げ、生産者の思いに触れる学習を行っています。生産者からは、一頭一頭エサの配分を考えたり、健康管理に気をつけたり、 大切に愛情をこめて育てていることについて話を聞く機会を設けています。
 三重県松阪食肉衛生検査所の獣医さんからは、松阪牛を安心・安全な食肉として提供するために検査を行い、努力していることを学んでいます。
 さらに、社会見学では給食の肉の納入店で枝肉から精肉になる解体作業も見学し、精肉店の仕事や小売りの様子も学習をしています。
 これらの学習を通じて、肉を食べるということは牛の命を栄養としていただいていることや、 自分たちが口にするまでに様々な人が関わっていることを学んでいきます。

 
松阪牛の枝肉からの解体作業(社会見学)

 給食で提供している牛肉料理についても、栄養教諭とともに、肉の栄養、松阪肉の特徴、牛肉と一緒に食べるとよい食材(食物繊維の多い野菜)等について学習を行なっています。その際、市内の松阪肉料理店で松阪肉とともに出される「松阪赤菜」についても学習をしています。給食の献立では、「松阪肉の肉じゃが」にあわせて「松阪赤菜のごま和え」を取り入れ、松阪赤菜生産者から松阪赤菜に対する思い、特徴等について話を聞いています。
また栄養教諭、給食室での松阪赤菜の調理方法、調理室内の様子を写真で見せながら説明をしています。その後、給食時間には生産者と一緒に松阪肉や松阪赤菜の味を楽しみながら会食してきました。
 平成25年度は、5年生の総合的な学習の時間において、担任と栄養教諭が連携し、電子黒板を使用して松阪肉の納品の様子や調理方法等の映像を紹介し、給食調理員の松阪肉等を扱う調理の工夫や努力について紹介しました。また、給食調理員から直接話を聞いた後、児童は、生産から解体・流通・調理に携わる人々への感謝の気持ちを感想文にして、交流を深めることをしました。

C 教科等と連携した取組
 (食に関する指導の目標(観点)【食事の重要性】【心身の健康】【食品を選択する能力】)
 本校では、1年生から「3つのげんきっこ」(学級活動)として、食品を3つに色分けし、それぞれの食品の働きを学習しています。3年生では松阪肉の学習以外にも、国語科「すがたを変える大豆」の単元の発展学習としてより理解を深めるため、学年PTA行事として「豆腐作り」を行いました。このような調理体験は、食に関する学習のほかにも、宿泊学習等の様々な行事で取り入れ、児童の興味・関心を高め、食品に対する理解を深めるとともに、児童自らの実践力を高める大きな力となっています。
 平成24年度から、5年生家庭科「元気な毎日と食べ物」の学習において、児童が毎日の食事や使われている食品に関心をもてるよう、日本の伝統食である「ご飯とみそ汁」づくりに挑戦しました。最近では、食生活の多様化から、ご飯とみそ汁が毎朝作られていない家庭も多い。日頃何気なく食べている「ご飯とみそ汁」の栄養やおいしさに気づき、積極的に朝食に取り入れていくことで、朝食内容の充実にもつなげることができると考えたのです。そこで本学習では、栄養教諭と専科担当がティームティーチング(複数の教師が協力しあって、学級の児童を教える授業のこと)で全時間に関わって指導を行いました。
 本学習に入るに当たり、栄養教諭が給食の時間に、給食のみそ汁の「だし」の種類・とりかた・味噌の種類・実について説明し、児童の興味・関心を高めるようにしました。学習を通して、実の切り方や入れる順番を考えることや「だし」が必要であることを体験しました。
 みそ汁の実習で出てきた気づきを踏まえ児童自らの創造性と興味・関心を高め広げること、家庭で家族とともに調理をすることで、家族とのきずなを強め、家庭における実践にもつなげました。児童が一人で調理できることを目標として、冬休みの課題で「わが家のオリジナルみそ汁」を考えさせ、発表もさせました。栄養教諭は、児童が考えたみそ汁の栄養バランスや食材について専門性を生かしてアドバイスを行い、2回目は児童が教師の力を借りなくても子どもどうし2人組中心で実習を進めることができるようにしました。

 グラフや作文でわかるように、この学習を通して「栄養バランス」や「食文化」等の知識が深まり、家庭でも調理することで、家族とのふれあいを深め、調理技術が高まった。

D 朝食摂取や生活習慣改善に向けた取組
(食に関する指導の目標(観点)【食事の重要性】【心身の健康】)
 保護者が、給食や食により関心をもち、家庭においても食について話し合ったり、その大切さを考えたりするきっかけになってほしいという期待から、学年PTAの活動として、毎年1年生とその保護者を対象に「朝ごはん」を題材とした指導と給食試食会を行っています。試食会は、野菜を食べないなど偏った朝食の実態の改善と、初めて学校給食を経験する関心が高い時期に児童が毎日食べている給食の内容や様子を知らせることを兼ねています。学級委員と担任の劇で朝ごはんの大切さを親子で学習した後、栄養教諭が朝ごはんの重要性や朝食時の野菜摂取と食事内容の充実についての指導を行っています。さらに、保護者と児童がともに給食を食べることで、給食への理解・関心を高めてもらうようにしました。また、松江小学校で行っている食に関する指導についての説明をもしていきます。

6 成果と課題

(1)栄養教諭の配置による指導体制の充実  
 平成18年度に松阪市へ栄養教諭が配置され、「食育担当者会議」や「栄養教諭・学校栄養職員会議」を通じて、食に関する指導体制の整備や、「ご飯とみそ汁」や「いろいろな国の料理を知ろう」などの教材や指導方法の研究等を行なってきました。各校において実践することで食に関する指導が広く周知され、教職員の中に食育推進に対する意識が高まり、栄養教諭を中心とした体系的・継続的な学校全体の取組として進めることができました。
 また、学級担任や教科担任が各教科等や給食時の食に関する指導において、教材として活用できるよう、献立の趣旨や地場産物の活用を明確に示したり、他の教員に情報提供したりすることで、学校給食が食に関する生きた教材として活用されるようになりました。

(2)地場産物を活用した取組  
 松阪市では、栄養教諭が地域の生産者と調整し、「松阪赤菜」等の学校給食に使用できる地場産物を増やし、食に関する指導と意図的に関連させた献立を実施することで、地場産物を活用した給食が定着し、児童生徒の興味関心が高まり、理解も深まりつつあります。
 総合的な学習の時間では、給食と関連付けて地域の食材を取り上げ、生産者との交流や流通への学習、調理実習で自分の生活に生かすなどの取組が進んでいます。地域の生産者とともに食育を進めていくことで、住んでいる地域に誇りをもち、「食」に関わる生産・流通・調理に関わる多くの人々の思いや努力を知り、自然環境を大切しようとする心、命をいただくという感謝する心を育むことができています。

(3)教科等と連携した取組
 栄養教諭が専門性を生かし、担任や教科担任と連携して1単元(題材)を通して指導に関わることで、教科のねらいと食育の視点の両面から理解をより深めるとともに、児童生徒自らが自分の食生活に生かせるよう家庭と連携したきめ細かな指導を行うことができました。教科等との連携を進めていくには、どの場面で栄養教諭が授業に関わっていくのかを事前に協議しておくことが重要です。しかし、十分な協議の時間を確保することが難しい現状もあるため、年間指導計画に取り入れた実践内容や発達段階に応じた指導内容等、授業記録を次年度以降に引き継いでいくなどの工夫が必要です。

(4)朝食摂取や生活習慣改善に向けた取組
 学級活動における指導や、PTA活動と連携し、保護者とともに食習慣について考える機会をもつなど実践を行ってきました。朝食をまったく食べない児童生徒は、少数ですが、今後もきめ細やかな指導を行い、児童生徒が自ら食事について考え実践し、食事内容の充実が図れるよう取り組んでいかなければならないと思っています。

(5)多文化共生の視点にたち、国際理解を深める取組
外国籍の児童生徒の中には、食文化の違いで給食をあまり食べられないという課題がある児童もいます。食の課題だけでなく、言語によるコミュニケーションが思うようにとれないといった場面もみられます。総合的な学習の時間を中心に多文化共生の視点にたった国際理解を深める食育としてカリキュラムに取り入れてきました。外国の料理を食べたり作ったりすることや、学校給食で外国の料理を取り入れることで、外国の文化を身近なものとしてとらえ、「食」を通して、友だちとのコミュニケーションを積極的に行うことができました。また、料理をみんなで「おいしい」と共有することで、外国籍の児童生徒が自信や誇りをもって友だちとかかわっていくきっかけになったと思われます。今後は、さらに他教科や活動等と関連させ、小学校・中学校と9年間を継続した全体計画の中で継続した取組を進めていく必要があると考えています。

(6)給食の残食率の変化
 平成21年9月から給食を開始した旧市内の7中学校の学校給食センターベルランチでは、給食の残食率が多かったのが、市内全体での食育の取組が進むにつれ、生徒や教職員の食に関する意識が高まり、野菜を含む給食においても残食率の減少傾向が見らます。今後も、地場産物を用いた「ちゃちゃもランチ」や、多文化共生の観点からの外国料理の実施など、魅力ある給食献立が求められます。

7 おわりに

 栄養教諭の配置が増加し、市内小中学校全ての学校で栄養教諭・学校栄養職員による食に関する指導が行われ、進んだ実践事例を食育シンポジウムや食育担当者会で紹介することで、市内の各校で食育への理解が深まりました。栄養教諭だけが単発で行う授業ではなく、教科学習の中に食育の視点を取り入れ、担任や教科担任とともに連携した指導が展開されてきています。
 今後もさらに、沿岸部から山間部まで様々な地形に富む松阪市の地域の特性を生かし、地場産物等を取り入れた給食内容を充実させるとともに、保護者や地域と連携し、児童生徒の実態に応じた食育が市内全ての小中学校で実践されるよう、児童生徒の健やかな心と身体を育んでいく必要があると考えています。研究発表が終わっても取組を継続していくことが、本校の強みとなり、また子どもの健やかな成長につながります。延(ひ)いては松阪全体の食育の推進に寄与すると確信するところです。

(平成25年度全国給食大会研究紀要原稿及び口頭発表原稿より 2013.10)




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